![]() Mimo−ofdm通信システムにおけるチャネル状態の推定
专利摘要:
MIMO通信システムで用いられるチャネル状態を推定する方法は、受信機で、すべてのプリコーディング行列のSINRメトリックを算出するステップと、SINRメトリックから帯域幅の第1の容量メトリックを算出し、該第1の容量メトリックを最大にするランクを選択するステップと、SINRメトリックおよび選択されたランクから各周波数チャネルの第2の容量値を算出し、該第2の容量値を最大にする1つまたは2つ以上のプリコーディング行列を選択するステップと、各周波数チャネル内の各送信レイヤの第2の容量メトリック、選択されたランク、および選択されたプリコーディング行列から第3の容量メトリックを算出し、該第3の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上の周波数チャネをル選択するステップと、その後のデータ伝送用に、選択されたランク、選択されたプリコーディング行列、および選択された周波数チャネルを送信機に送信するステップと、を含む。 公开号:JP2011512692A 申请号:JP2010530210 申请日:2009-01-30 公开日:2011-04-21 发明作者:シルクマラン シバフマラン;ズオン ファン;チャイタナ ラオ 申请人:日本電気株式会社; IPC主号:H04J99-00
专利说明:
[0001] 本発明は通信システムに関し、より詳細には多入力多出力(MIMO)OFDM通信システムでデータを送信する方法およびシステムに関する。] 背景技術 [0002] 直交周波数分割多元接続(QFDMA:Orthogonal Frequency Divisional Multiple Access)は、総合的なシステム帯域幅を複数の直交サブバンドに効果的に分割するマルチキャリア変調方式である。これらのサブバンドは、トーン、副搬送波、ビン、および周波数チャネルとも呼ばれている。OFDM通信システムでは、各サブバンドまたは周波数チャネルは、データで変調可能なそれぞれの副搬送波に関連づけられている。] [0003] OFDM通信システムでは、送信機からのRF変調された信号は、いくつかの伝達経路を介して受信機に到達する可能性がある。伝達経路の特性は、通常フェージングおよびマルチパスのようないくつかの要因により時間的に変化する。有害な経路効果に対するダイバーシティを与えるためおよび性能を向上するために、複数の送信アンテナおよび受信アンテナが用いられてもよい。送信アンテナと受信アンテナとの間の伝達経路が線型的に独立している場合、すなわち、1つの経路の送信信号が他の経路の送信信号の線形的な結合として形成されていない場合、データ送信を正しく受信する可能性は、アンテナの数の増加と共に増加する。] [0004] MIMO(Multiple Input Multiple Output、以下MIHO)通信システムは、データ伝送のために複数の送信アンテナと複数の受信アンテナとを用いる。送信アンテナと受信アンテナとで構成されたMIMOチャネルは、それぞれが異なる送受信アンテナ対に対応する複数の独立したレイヤに分解することができる。独立したレイヤの各々は、空間サブチャンネルまたは空間レイヤと呼ぶこともできる。スループットを向上させるために、プリコーディング行列(pre−coding matrix)が送信に先立ってレイヤに適用される。] [0005] OFDM通信システムでは、送信機と受信機との間のダウンリンクチャネルの品質に関するフィードバックが、ダウンリンクチャネルでのデータの伝送速度を最適化するために用いられる。受信機は、受信したパイロット信号からダウンリンクチャネルの品質情報を決定し、次に、その後のデータ伝送に用いられるプリコーディング行列、符号化レート、および送信の変調方式を変更するのに使用するために、このダウンリンクチャネルの品質情報をトランシーバに知らせる。このダウンリンクチャネルの品質情報は、MIMO通信システムの伝送容量を改善するのに用いられるが、一方将来の通信システムは、送信データ量の増加が予想されることおよびユーザの期待が増加することにより、伝送容量という観点でより一層の改善が必要とされる。] [0006] この点を考慮して、本発明の一態様は、MIMO通信システムの送信機と受信機との間の伝送容量を最適化するのに用いられるチャネル状態を推定する方法を提供する。そのようなシステムでは、データは複数の周波数チャネルに分割された帯域幅で送信機から受信機に送信される。データは、それぞれが異なる周波数チャネルで送信される複数のデータストリームに分割される。各データストリームは各周波数チャネル内で同時に送信される複数のレイヤに分割される。送信機は、各周波数チャネル内の複数のレイヤを多重化するためにプリコーディング行列を用いる。該方法は、受信機で SINR計算ブロックにおいて、すべてのプリコーディング行列のSINRメトリックを算出するステップと、 ランク推定ブロックにおいて、SINRメトリックから帯域幅の第1の容量メトリックを算出し、該第1の容量メトリックを最大にするランク(rank)を選択するステップと、 プリコーディング行列推定ブロックにおいて、SINRメトリックおよび選択されたランクから各周波数チャネルの第2の容量メトリックを算出し、該第2の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上のプリコーディング行列を選択するステップと、 チャネル品質インジケータ推定ブロックにおいて、各周波数チャネル内の各送信レイヤの第2の容量メトリック、選択されたランク、および選択されたプリコーディング行列から第3の容量メトリックを算出し、該第3の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上の周波数チャネをル選択するステップと、 その後のデータ伝送用に、選択されたランク、選択されたプリコーディング行列、および選択された周波数チャネルを送信機に送信するステップと、 を含む。] [0007] 好都合に、該方法は、全帯域幅およびその成分のサブバンドまたは周波数チャネルの両方の伝送容量を最大化することに基づいて、受信機内で算出されるべき所望のランク、プリコーディング行列インデックス、およびチャネル品質インジケータ情報を得ることを可能にするので、MIMO通信システムの一部を構成する送信機と受信機との間の伝送容量をうまく最適化することが確保される。] [0008] SINRメトリックを算出するステップは、受信機で入手可能な信号電力推定値および雑音電力推定値から各サブバンドのSINRを算出することを含む。] [0009] SINRメトリックは、周波数チャネルのチャネル推定値から算出することもできる。チャネル推定を向上させおよび計算の複雑性を最小限にするために、チャネル推定値をサンプリングしてもおよび/または平均化してもよい。したがって、複数のチャネル推定値の時間領域平均を用いて、SINRメトリックを算出することができる。代わりにまたは付加的に、複数のチャネル推定値の周波数領域サンプリングを用いて、SINRメトリックを算出することができる。サンプリングレートだけでなく平均化されたチャネル推定値の数も、必要とされる精度、帯域幅、計算の複雑性、および特定のMIMO通信システム内で必要とされる計算速度に応じて変えることができる。] [0010] 本発明の他の態様は、データが複数の周波数チャネルに分割された帯域幅で送信機から受信機に送信されるMIMO通信システムで使用される受信機を提供し、該データは、それぞれが異なる周波数チャネルで送信される複数のデータストリームに分割され、該各データストリームは各周波数チャネル内で同時に送信される複数のレイヤに分割され、送信機は各周波数チャネル内の複数のレイヤを多重化するためにプリコーディング行列を用い、該受信機は、 すべてのプリコーディング行列のSINRメトリックを算出するSINR計算ブロックと、 SINRメトリックから帯域幅の第1の容量メトリックを算出し、該第1の容量メトリックを最大にするランクを選択するランク推定ブロックと、 SINRメトリックから帯域幅の第1の容量メトリックを算出し、該第1の容量メトリックを最大にするランクを選択するランク推定ブロックと、 SINRメトリックおよび選択されたランクから各周波数チャネルの第2の容量メトリックを算出し、該第2の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上のプリコーディング行列を選択するプリコーディング行列推定ブロックと、 各周波数チャネル内の各送信レイヤの第2の容量メトリック、選択されたランク、および選択されたプリコーディング行列から第3の容量メトリックを算出し、該第3の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上の周波数チャネルを選択するチャネル品質インジケータ推定ブロックと、 を含み、 受信機は、送信機と受信機との間の伝送容量を動的に最適化するのに、選択されたランク、選択されたプリコーディング行列、および選択された周波数チャネルを送信機に送信するように構成されている。] [0011] なお、先行技術として与えられるあらゆる事項に対するここでの言及は、本明細書の一部を構成する特許請求の範囲の優先日の時点で、その事はオーストラリアまたは他の国々で既に知られていたまたはそれが含んでいる情報は共通の一般知識の一部であったということの承認として解釈されるべきでないことが理解されよう。] [0012] 以下の説明は、本発明の種々の特徴およびステップについてより詳細に言及している。本発明についての理解を容易にするために、本発明が好ましい実施形態で例証される添付の図面ついて本明細書で説明する。しかしながら、本発明が図面に例証しているような好ましい実施形態に限定されないことは当然理解されるであろう。] 図面の簡単な説明 [0013] MIMO通信システムの一実施形態の概略図 図1に示したMIMO通信システムでデータを送信するのに用いられる送信方式の図表による表現 図1に示したMIMO通信システムの受信機の一部を構成するランク(RANK)、PMI、およびCQI推定量ブロックの概略図] 図1 実施例 [0014] ここで図1を参照して、送信機12と受信機14とを含むMIMO通信システム10を概略的に示している。送信機12は通常、基地局(BTS:Base Transceiver Station)であるが、受信機14は通常、基地局から受信し該基地局へ送信するように適合されたユーザ装置(UE:User Equipment)である。送信機12は複数のアンテナ16から20を含むが、受信機14は複数のアンテナ22から26を含んでいる。なお、図1に示したいくつかのアンテナは単なる典型例であり、任意の適切な数の送信アンテナおよび受信アンテナが組み込まれていてもよいことが理解されよう 送信機12は、受信機14に送信されるべきデータを変調、符号化する変調/符号化ブロック30を含む。次に、変調/符号化ブロック30によって発生させられたコードワードは、マッピングブロック32でデータ伝送レイヤにマッピングされる。次に、OFDM変調処理がOFDMブロック36から38によって各プリコードレイヤに適用される。OFDMブロック36から38は、全体的なシステム帯域幅を複数の直交サブバンドまたは周波数チャネルに分割するように働く。したがって、データは、複数の周波数チャネルに分割された帯域幅で送信機12から受信機14に送信され、該データは、それぞれが異なる周波数チャネルで送信される複数のデータストリームに分割される。] 図1 [0015] MIMO通信システム10の複数の送信アンテナおよび受信アンテナの使用は、送信機14がいくつかの空間レイヤ上のデータを独立して、可能な異なる速度で符号化し、送信することを可能にする。各送受信アンテナ対は、それを介してデータを送信できる異なる無線アンテナチェーンを生成する。複数のデータストリームの各々は、各周波数チャネル内で同時に送信される複数のレイヤに分割される。プリコーディングブロック34によって適用されるプリコーディング行列は、受信機14による複数のレイヤのスループットの向上を可能にする。] [0016] 言いかえれば、MIMO通信システム10はデータストリームを複数のストリームに分割し、分割された各ストリームは変調され、異なる無線アンテナチェーンを通して同じ周波数チャネルで同時に送信される。多重反射により、各受信チェーンは複数の送信データストリームの線形的な結合となる。データストリームは、各送信機と各受信機との間のすべてのチャネルの推定値に依存するMIMOアルゴリズムを用いて受信機で分離される。各マルチパス経路は、信号を送信する複数の「仮想電線」を生成する個別のチャネルとして取り扱うことができる。MIMO通信システム10は複数の空間的に分離されたアンテナを用いて、これらの複数の仮想電線を巧みに利用している。] [0017] 受信機14は、送信機12と受信機14との間のすべての周波数チャネル上の雑音電力推定値、信号電力推定値、およびチャネル推定値を導き出す推定量ブロック40を含む。送信機12と受信機14との間の伝送容量を最適化するように、変調符号化ブロック30、マッピングブロック32、およびプリコーディングブロック34によって用いられるように、送信機12への送信のための好ましいプリコーディング行列インデックス(PMI)データ、ランク(RANK)データ、およびチャネル品質インジケータ(CQI)データを決定するために、推定量ブロック40で得られた推定値がチャネル状態推定量ブロック42によって用いられる。] [0018] 「ランク(Rank)」は送信に用いられる好ましいレイヤ数であり、r(r≦min{nT,nR})で表され、ここで、nTは送信アンテナ数、nRは受信アンテナ数である。「プリコーディング行列インデックス」(PMI:Pre−coding Matrix Index)は、ランクrに関連するサブコードブックの好ましいプリコーディング行列のインデックスであり、ここで、送信機は、送信を改善するために該送信機の信号にこのインデックスに対応するプリコーディング行列をあらかじめ乗じる。r個の符号語の各々に対する「チャネル品質インジケータ」(CQI:Channel Quality Indicator)は、以下の情報から成る。] [0019] a.符号化レート、すなわち等価的に、搬送ブロックサイズ(TBS:Transport Block Size) b.QPSK、16QAM、640AMを含む変調方式(MS:Modulation Scheme) c.マップされるべき符号語の好ましいサブバンド 図2は、送信機12と受信機14との間でデータを送信するのに用いられる送信方式50の例を示す。送信方式すなわち「リソースグリッド」が小さな長方形のグリッドを示す。ここで、各長方形は、1つのシンボルが送信機12の各送信アンテナ16から20によって送信される「リソースエレメント」である。送信は時間的に連続して一連の周波数にわたって発生する。したがって、送信方式50は、タイムスロット52から58に時間的に分割されるように示されている。さらに、MIMO通信システム10の帯域幅は60から64の参照番号を付けられた周波数チャネルに分割される。種々の送受信アンテナ対に対応する複数のレイヤは、周波数チャネル60から64の各チャネル内で同時に送信される。] 図2 [0020] 参照番号66から70を付けられたような影付きの長方形は、パイロット参照シンボル用に保存される。各送受信アンテナ対のためにその特定の時間のチャネルと特定の周波数チャネルでのチャネルの推定値がこれらの各々に対応している。これらの推定値はhZFで表される。] [0021] 図3に示すように、チャネル状態推定ブロック42は、信号対干渉雑音比(SINR:Signal−to−Interference−and−Noise Ratio)計算ブロック80と、ランク推定ブロック82と、プリコーディング行列推定ブロック84と、チャネル品質インジケータ推定ブロック86とを含む。SINR計算ブロック80は、信号および信号/雑音電力測定ブロック88を含み、信号/雑音電力測定ブロック88は、受信した信号および雑音電力測定値を用いて図2に示すサブバンドまたは周波数チャネルの各々の信号対雑音比(SNR:Signal−to−Noise Ratio)を算出する。各サブバンクKのSNRは、特定のサブバンドに対応する全雑音電力に対する全信号電力(すべてのアンテナを合計した)の比で導き出される。] 図2 図3 [0022] チャネル推定値は、SINR計算ブロック80内のチャネル推定ブロック90によって受け取られ、あらかじめ構成されたプリコーディングコードブック94内の各プリコーディング行列のSINRを算出するためにSINRメトリック計算ブロック92によって各サブバンドのSNRと共に用いられる。] [0023] 計算の複雑性を下げるために、周波数fKでのチャネル推定値は、K番目のサブバンドfKに関し、調整可能なパラメータNfKだけ間を置いて配置される。K番目のサブバンドfKは次式のようになる。] [0024] ] [0025] 図2の送信方式50は、調整可能なパラメータNfKは2で、各サブバンドのリソースブロック数NRBは2に等しく、2つの参照シンボルが各資源ブロックに含まれる一例を示している([x]はx以下の最大整数を表す)。] 図2 [0026] 推定を向上させるために、チャネル推定値hZFは、時間領域(図2の垂直の矢印で示すような)で平均化される。例えば、チャネル推定値は、NCQl#Hサンプルで次式のように平均化される(ここでNCQl#Hは調整可能なパラメータである)、] 図2 [0027] ] [0028] (ここで、hZF(a,b,n,fK)は、時刻nおよび周波数fKでの、BTSのb番目の送信アンテナからUEのa番目の受信アンテナへのチャネル推定値を表す)。SINR推定ブロックに対して、上記のスカラーチャネル推定値hZF(a,b,fK)は、次式のようにサイズTXxRX(受信アンテナ数x発信アンテナ数)のチャネル行列に配置される。] [0029] ] [0030] さらに、図2の下方の矢印で示すように、チャネル推定値hZFはサンプリングされた周波数でありえるので、すべてのチャネル推定値を用いる必要があるとは限らない。図2の両方向矢印は、複数のチャネル推定値を時間領域でどのように平均化することができるかを表している。同図では、4つのタイムスロットに及ぶ、平均化された4つのサンプルを表している。チャネル推定値hZF(a,b,6)は、送信機12のb番目のアンテナから受信機14のa番目のアンテナへの第6の周波数サンプルとして、チャネル推定値の結果として生じた平均を意味している。] 図2 [0031] SINRメトリック計算ブロック92は、次に、各サブバンドに対して計算されたSNRおよび平均のチャネルサンプル推定値から、あらかじめ構成されたコードブック94内の各プリコーディング行列のSINRを算出する。] [0032] SNRは、周波数] [0033] ] [0034] で、] [0035] ] [0036] に従うK番目のサブバンドについて、 あらゆるランク(R=Rmin,...,Rmax)に対して、ランクに関連したすべてのPMI(PR=1,...,NR)に対して、およびPMI内のすべてのレイヤ(l=1,...,R)に対して算出される。 この場合、 VPRはプリコーダー行列であり、 IRはRxR単位行列であり、] [0037] ] [0038] は、行列[ ]の逆行列である行列[ ]-lの(l、l)番目の対角要素を表し、 AHは行列Aの共役転置を表す。] [0039] 次に、ランク推定ブロック82はSINRメトリックを得て、容量メトリック計算ブロック94中でMIMO通信システム10の全帯域幅を表す容量メトリックを算出する。次に、容量メトリックを最大にするプリコーディング行列のランクがランク選択ブロック96で選択される。] [0040] 例えば、ランク] [0041] ] [0042] は、容量メトリックに基づき次式のように選択される。] [0043] ] [0044] 全帯域幅の容量メトリックは、送信のレイヤの各々、すべてのNRBGサブバンドの周波数の各々の容量の総計として定義される。PMIのすべての対応する選択に対して該容量メトリックを最大にするランクが、ブロック96によって、推定されたランクとして選択される。] [0045] PMI推定ブロック84は、ランク推定ブロック82によって選択されたSINR値およびランクを得て、各サブバンドKの容量メトリックを算出する。各サブバンドのこの容量メトリックを最大にするプリコーディング行列のインデックスが選択される。] [0046] 例えば、] [0047] ] [0048] が容量メトリックに基づいて次式として選択される。] [0049] ] [0050] 特定のサブバンドの容量メトリックは容量メトリック計算ブロック98で計算され、次に、このメトリックを最大にする] [0051] ] [0052] がブロック100によって選択される。] [0053] CQI推定ブロック86は、ブロック82および84から容量メトリックおよび選択されたランク、およびPMIを得て、容量メトリック計算ブロック102で送信の各レイヤおよび各サブバンドの容量メトリックを算出する。] [0054] これはCQIの推定値に変換され、選択ブロック104は、ブロック102によって算出された容量メトリックを最大にする、最高品質のサブバンドを選択するように働く。] [0055] 例として、容量メトリック計算ブロック102は次のような機能を行うことができる。] [0056] 1.サブバンドのセットのSINRを計算する。] [0057] 帯域幅にわたり、各レイヤの容量メトリックCave(l)(ここでl=1,...,] [0058] ] [0059] )を、] [0060] ] [0061] に従って計算する。] [0062] 次に、SINRave(l)(ここでl=1,...,] [0063] ] [0064] )を、] [0065] ] [0066] に従って計算する。] [0067] 2.K番目のサブバンドの各々のSINRを計算する。] [0068] サブバンドまたは周波数チャネル内の各レイヤの容量メトリックC(l,K)(ここで、l=1,...,] [0069] ] [0070] )を、] [0071] ] [0072] に従って計算する。] [0073] SINR(l,K)(ここで、l=1,...,] [0074] ] [0075] )を、 SINR(l,K)=2C(l,K)−1 に従って計算する。] [0076] 3.次に、ルックアップテーブルがSINR(l,K)をCQIインデックスに変換するために用いられる。M個の最高品質のサブバンドを見つけるために、C(K)(ここで、l=1,...,] [0077] ] [0078] )が、] [0079] ] [0080] に従って計算される。] [0081] ソーティングによって、最も高い相互情報量を持つ下記のM個のサブバンドを見つける。] [0082] Kbest1,Kbest2,...,KbestM ここで、 C(Kbest1)>C(Kbest2)>...>C(KbestM) 次に、SINRbestM(l)(ここで、l=1,...,] [0083] ] [0084] )を] [0085] ] [0086] に従って計算する。] [0087] CQIインデックスは、小さな範囲(例えば1から32)を持つ整数であり、この場合、5ビットが1つのレイヤ当たりおよび1つのサブバンド当たりのこの情報を表すのに十分である。最良のM個のサブバンドのCQIは平均値に対して表されてもよく、例えば、仮にCQI_ave=10で、最良の3個のサブバンドのCQIがCQI15、14、および12を有する場合、1つの「効率的なフォーマット」は、5ビットの(01010)を用いて10を符号化し、例えば各3ビットの101,100,010を用いて差5、4、2を符号化するであろう。] [0088] 本発明は、下記の3つのレベルで正確な情報を提供するということが、上記説明から理解できるであろう。] [0089] 第1に、送信機によって使用される送信の最適なランクまたはレイヤ数。] [0090] 第2に、MIMO通信システムの帯域幅が分割された各サブバンドに適用されるであろう最適なプリコード行列。] [0091] 第3に、各サブバンド内での送信の各レイヤのチャネル品質に関する情報。] [0092] さらに、複数のチャネル推定値の使用により、MIMO通信システム10はランクおよびPMIの選択に関してより高い精度を持つことができる。チャネル推定値の柔軟な周波数領域サンプリングを用いて、周波数的に犠牲を強いられるチャネルは周波数に依存するチャネルよりもより少ないサンプルを用いることができるということが確保される。柔軟な時間領域平均化も、移動速度の異なる条件でのチャネル推定値を向上させるために用いられる。さらに、容量領域平均化は、チャネルで処理可能な理論上のトータルスループットについてより正確な表現を提供する。すなわち、サブバンドK、] [0093] ] [0094] を用いたレイヤlの容量は次式のように計算される。] [0095] ] [0096] 本出願は2008年2月1日にオーストラリア特許庁に出願されたオーストラリの仮特許出願番号第2008900471に基づいており、該特許からその優先権の利益を主張し、その内容は参照によりここに組み込まれる。] [0097] 本発明の典型的な実施形態を説明のために開示したが、当業者には本発明の範囲から逸脱することなく種々の修正、追加、および置換が可能であることが理解されよう。したがって、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって明らかにされる。]
权利要求:
請求項1 MIMO通信システムの送信機と受信機との間の伝送容量を最適化するのに用いられるチャネル状態を推定する方法であって、データが複数の周波数チャネルに分割された帯域幅で前記送信機から前記受信機に送信され、該データは、それぞれが異なる周波数チャネルで送信される複数のデータストリームに分割され、各データストリームは各周波数チャネル内で同時に送信される複数のレイヤに分割され、前記送信機は前記各周波数チャネル内の複数のレイヤを多重化するためにプリコーディング行列を用い、前記方法は、前記受信機で、SINR計算ブロックにおいて、すべてのプリコーディング行列のSINRメトリックを算出するステップと、ランク推定ブロックにおいて、前記SINRメトリックから前記帯域幅の第1の容量メトリックを算出し、該第1の容量メトリックを最大にするランクを選択するステップと、プリコーディング行列推定ブロックにおいて、前記SINRメトリックおよび選択されたランクから各周波数チャネルの第2の容量メトリックを算出し、該第2の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上のプリコーディング行列を選択するステップと、チャネル品質インジケータ推定ブロックにおいて、各周波数チャネル内の各送信レイヤの前記第2の容量メトリック、選択されたランク、および選択されたプリコーディング行列から第3の容量メトリックを算出し、該第3の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上の周波数チャネをル選択するステップと、その後のデータ伝送用に、前記選択されたランク、選択されたプリコーディング行列、および選択された周波数チャネルを前記送信機に送信するステップと、を含む方法。 請求項2 前記SINRメトリックを計算するステップは、信号電力推定値および雑音電力推定値から各サブバンドのSNRを算出することを含む、請求項1に記載の方法。 請求項3 前記SINRメトリックは周波数チャネルのチャネル推定値から算出される、請求項1または2のいずれかに記載の方法。 請求項4 前記SINRメトリックを算出するために、複数のチャネル推定値の時間領域平均を用いるステップをさらに含む、請求項3に記載の方法、 請求項5 前記SINRメトリックを算出するために、前記複数のチャネル推定値の周波数領域サンプリングを用いるステップをさらに含む、請求項3または4のいずれかに記載の方法。 請求項6 データが複数の周波数チャネルに分割された帯域幅で送信機から受信機に送信されるMIMO通信システムで用いられる受信機であって、前記データは、それぞれが異なる周波数チャネルで送信される複数のデータストリームに分割され、該各データストリームは各周波数チャネル内で同時に送信される複数のレイヤに分割され、該送信機は各周波数チャネル内の複数のレイヤを多重化するためにプリコーディング行列を用い、前記受信機は、すべてのプリコーディング行列のSINRメトリックを算出するSINR計算ブロックと、前記SINRメトリックから前記帯域幅の第1の容量メトリックを算出し、該第1の容量メトリックを最大にするランクを選択するランク推定ブロックと、前記SINRメトリックおよび選択されたランクから各周波数チャネルの第2の容量値を算出し、該第2の容量値を最大にする1つまたは2つ以上のプリコーディング行列を選択するプリコーディング行列推定ブロックと、各周波数チャネル内の各送信レイヤの前記第2の容量メトリック、選択されたランク、および選択されたプリコーディング行列から第3の容量メトリックを算出し、該第3の容量メトリックを最大にする1つまたは2つ以上の周波数チャネをル選択するチャネル品質インジケータ推定ブロックと、を含み、前記受信機は、前記送信機と該受信機との間の伝送容量を動的に最適化するために、前記選択されたランク、選択されたプリコーディングマトリックス、および選択された周波数チャネルを該送信機に送信するように構成されている。 請求項7 前記SINR計算ブロックは、信号電力推定値および雑音電力推定値から各サブバンドのSNRを算出することによって前記SINRメトリックを算出する、請求項6に記載の受信機。 請求項8 前記SINR計算ブロックは、前記周波数チャネルのチャネル推定値から前記SINRメトリックを算出する、請求項6または7のいずれかに記載の受信機。 請求項9 前記SINR計算ブロックは、前記SINRメトリックを算出するために、複数のチャネル推定値の時間領域平均を用いる、請求項8に記載の受信機。 請求項10 前記SINR計算ブロックは、前記SINRメトリックを算出するために、前記複数のチャネル推定値の周波数領域サンプリングを用いる、請求項8または9のいずれかに記載の受信機。
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